テストを翌日に控えたこの日、あたしは放課後まで居残って勉強していた。 家よりも学校の方が集中できる。 今回は手ごたえがある。 今まで以上に努力もした。 それに、いつも1番を取る隣のクラスの女子が今日は風邪で欠席だと知った。 今日風邪をひいて休んだということは勉強もろくにできていないだろう。 明日だって本調子でテストに臨めるかさだかではない。 絶好の大チャンスだ。 ペンを持つ手にも力がこもる。 すると、突然、教室の扉が開き誰かが入ってきた。