あれからあたしは必死で勉強した。
期末テストまで残りわずかと迫って、勉強への熱が強くなる。
あいかわらずカンナはクラス中を仕切り、クラスメイト達はまるで教祖様を拝む生徒のようにひれ伏している。
事あるごとに海外のお土産や化粧品などをクラス中に配るカンナ。
物で釣るなんてバカみたい。
それはワイロを配り歩く政治家にも似ていた。
心の中で悪態を吐きながらも、自分たちの肩身が狭くなってきたのを痛感する。
以前まではあたし達に盾を突くことのなかったクラスメイト達が今までの仕返しとばかりにあたし達に冷たく当たる。



