「分かりました。放課後、話を聞きます。あなたたち3人は職員室に来るように。新村さんには後日話を聞きます」
「……は!?先生、あたし達、何もしてないのに……――」
「言い訳は結構です」
愛海に言い返す隙を与えずにピシャリとそう言う。
「は……?ちょっと……――」
「では、朝のHRを始めます。日直、号令をかけて」
そして、何事もなかったかのように朝のHRが始まった。
カンナと新村はお互いの目を見合わせてニコリと微笑みあう。
嘘でしょ……?
クラスの中で絶対的な影響力を持っていた愛海がカンナに負けた……?
愛海は信じられないという表情を浮かべながらも、悔しそうに唇を噛みしめた。



