「おはよう。校門前でマスコミにつかまってたでしょ?」 教室に入ると、愛海と千代が苦笑いを浮かべながら声をかけてきた。 「うん。いつになれば騒ぎが収まるんだろうね……?」 「だよなぁ。にしても、ヒカリ……何で急にあんなことを……。最後のヒカリのメッセージも気になるし……」 千代の一言に、あたしは黙り込む。 母親と彼氏を殺してしまうキッカケは一体なんだったんだろう。 あの日、ヒカリは彼氏と遊ぶと話していたし、これといって変わった様子もなかった。 あったとしたら、あの下駄箱でのパン……。