「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」 呪文のように繰り返し唱える。 「全部お前のせいだ。お前が悪いお前が悪いお前が悪い」 母の首から包丁を引き抜き、もう一度同じ部分に刺す。 そんなことを繰り返すうちに母は動かなくなった。 それでも、包丁を刺し続けることをやめられない。 「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!」 グチャグチャっと皮膚を包丁で切り裂く感触が手のひらに伝わってくる。 細い母の首から白い骨がのぞいた。 そこでようやくあたしは母から離れた。