「やめて……――ヒカリ……お願いだから……――」
「やめないよ。あたしがこうなった原因はすべてお母さんにあるじゃない。あたしね、気付いたの。あたしの人生の何がいけなかったのか」
「え……?」
「それはお母さんの子供として生まれたこと。全部、アンタのせい。アンタがいなくなればあたしは平穏に暮らせる。だから、死んでね」
「いやぁあぁあああーーーーーやめてーーーー!!!」
大声で叫び散らしてバタバタと暴れる母のお尻付近に黄色い水たまりができる。
あたしは母の長い髪を掴みあげると、首に包丁を突きさした。
深く深く、包丁の柄が見えないぐらいまで力強く押し込んだ。



