イジメ返し ~復讐の連鎖・はじまり~


「え~、3万ももらったの~?すごいじゃない!!3万もあるんじゃ、お母さんに1万ちょうだいよ」


3枚のうちの1枚を手に取り再びベッドへ戻っていく母。


あたしはその背中をジッと見つめた。


ねぇ。


背中なんて向けてないでこっち見なさいよ。


「1万も臨時収入が入っちゃった~!!どうしよう。新しい化粧品でも買おうかな~」


あたしの髪を見て……何とも思わないの?


「あっ、ヒカリ。今月、お金なくて電気の支払いもしてないのよ。その2万で払っておいてよ。ついでにガスもお願いね」


こんな髪の毛になって誰かにいじめられたのかなって心配にならない?


娘の髪より金が大事……?