「カットモデルやった」 「カットモデル……?それって誰かに髪を切ってもらうってこと?」 サテン地のショーツを履く母をじっと見つめながら頷く。 「そう」 「だ、だけど、そんな雑な切り方する美容師なんているの……?それとも、そういう髪型が流行ってる……わけないわよねぇ」 困惑気味な母にポケットから取り出した3万円は手のひらに乗せて見せる。 「謝礼もらったの」 「えっ。そうなの?いくら?」 母はベッドから滑るように足を下ろして、下着姿のままあたしの前までやってきた。