「……ひ、ヒカリ!?」
目を見開いて驚いた表情を浮かべた二人。
哲と母は生まれたままの姿でベッドに寝転んでいた。
「う、嘘だろ……」
慌ててそこらじゅうに散らばる服を拾い集めて着替えを始める哲の姿を冷静な気持ちで眺める。
「凜子さん、ヒカリが帰ってくるなんて聞いてないですよ!」
小声で母に抗議している哲。
Tシャツを逆に着ていることにも気づかないぐらい動揺しているらしい。
「ね、ねぇ、ヒカリ。……その髪の毛……どうしちゃったの?」
母は張りのある大きな胸にブラジャーをつけながら引きつった表情でそう尋ねた。



