今日転校してきたばかりのカンナに恨まれるようなことはしていないはずだ。 それなのに、どうしてあたしを……――。 その時、ピンッと来た。 新村だ。 新村がカンナに頼み、今までの復讐をしようとしているのかもしれない。 それならば説明がつく。 けれど、今は新村のことなんてどうでもよかった。 とにかく、誰かに触れたい。抱きしめて欲しい。今日あった出来事を話して慰めて欲しい。 怖い怖い怖い。 もういないカンナの黒い影に飲み込まれてしまいそうだった。