「ヒカリ……?」 面食らっている千代。 「じ、実はさ、カンナが休み時間にあたしにパンをくれたんだよね。それが入ってんの」 「は?何?ヒカリってば、西園寺からパンなんてもらってたの?ずいぶん仲良くなったんじゃね?」 千代の声には毒が混じっている。 「別にそんなんじゃないけど……。とにかくさ、もう行こう。ねっ?」 愛海達にこれ以上のことを知られたら大変だ。 声が震えて目が泳ぐ。 一刻も早くこの場を去りたい。