振り返るとそこには新村とカンナが立っていた。 「何?触んないでよ」 新村を睨みつけると、カンナがそっとあたしの前に何かを差し出した。 「これ、よかったら食べて?カンナね、パンってあんまり好きじゃないんだ」 「……は?」 透明の袋に入ったパンに思わずゴクリと唾を飲み込む。 「チョコパンと、メロンパンと、カレーパン。3つ食べればお腹いっぱいになるでしょ?」 ニコニコと笑いながら説明する横で新村がジッとこちらを見つめる。 見下すような視線に体が怒りでカーッと熱くなる。