「ねぇ、カンナ。ちゃんと山田さんにも買ってきてあげなよ?山田さん、いっつもお腹空かせてるみたいだからチョコでも食べれば少しは空腹がまぎれるんじゃない?」 は? そんな言葉が耳に届いて目を見開く。 ドクンッと心臓が不快な音を立てた。 ふざけんな。今……何て言った……――? バッと声のする方に顔を向けると、新村と目が合った。 薄らと口元に意地悪な笑みを浮かべている新村はあたしから目を反らそうとしない。