「新村もムカつくけど、あの転校生もムカつくよね」 「だね。2人ともやっちゃえばいいんじゃない?」 「ふふっ。ヒカリも鬼だね」 「鬼なんかじゃないって。あたしはただあいつらが目障りなだけ」 ネット上であたしを侮辱した新村も、あたしの髪を引っ張り上げたカンナもどちらも許せない。 昨日ほどではないにしても、二人をいたぶってやろう。 学校へ来られなくなるぐらいまで追い詰めてやろう。 何がパパだ。何が海外出張だ。 「マジうぜぇ」 そう呟いた自分の声は嫉妬にまみれていた。