「わ~い!!一番後ろだ!」 カンナはスキップ交じりに自分の席に向かう。 3列目のあたしは前方から歩いてきたカンナに視線を向けた。 すると、カンナと目が合った。 丸く縁どられた大きな瞳があたしを捕えて離さない。 「綺麗な髪の色~!!これって何色?」 「え?」 「わ~、サラサラ~!!」 カンナは断ることなくあたしの髪の束を掴んで引っ張った。