電話越しの哲は呆れたようにため息を吐く。 「あのさぁ、ヒカリ。まだ高校生のヒカリには分かんねぇと思うけど飲み会も一応仕事の一環なんだって。遊びじゃないし、ヒカリは連れて行けねぇよ」 「どうしてもダメ……?」 「しつこい」 苛立ったように言う哲。 あたし達の間には少し前から隙間風が吹いていた。 それに気付かないようにと目を反らしていたけれど今日のことではっきりした。 あたし達は多分もうダメだ。