「はい手が休んでるわよ」





「なんで先輩までいるんですか」





「だってえ。西山のやつ結構たまってたんだもん」




もんじゃねえよ。




「・・・私だけでもできますから」





「んー、女の子には無理させたくないじゃない?」





ケロッと紳士っぽいこと言ってるが容姿がまずあれだから、どんなに決まっててもカッコいいとは思えない。




むしろ妖艶だ。






艶やかにほくそ笑む美女だこの人は。