残りの1週間、 本家とマンションを行き来する事が多かった。 そして毎晩、雅樹に抱かれる。 『美咲…』 この甘くて優しい声に弱いんだ。 明日から毎晩は抱かれないって思うと ほっとするけど、少し寂しいかも。 だからかな。 今日は私からキスをしたり 腕を回したり。 そんなこと、滅多にしないから 雅樹の動きが激しくなる。 「ま…あっ。…まさ…き…。」 また意識を飛ばした。