Not to memories

「いやいや。一年の時同じクラスで仲よかったんだよ。でもクラス変わるとなかなか、かまってくんないんだよな。

まさとに同じクラスのちっちゃいかっこいいやつが張り付いてるから声掛けづらくって」

ちっちゃいやつって。。。



「矢野くん?」

「そうそう。」

「佐藤くんでも話しかけづらい人いるんだ。
意外だなー。誰とでも仲良く話してる感じなのに」

「大抵大丈夫なんだけどね。それよりさ、まさとと、付き合ってたりすんの?」

はぁーまただ。勘違いだってー
もーかんべんしてくれー

「ないない。ありえないでしょ」

佐藤くんが私の顔を覗き込み、じーっと見つめる。。。


うっ。苦しい。先に私が目をそらした。

「なんでありえないの?ありえるよ。あのまさとが、女の子とたい焼きを二人で食べてるなんて。しかも下の名前で呼ばせてるって。
マジでびっくりだから。
それに俺初めて話した時言ったでしょ。
飯田さんはかわいいって」

はぁー勘違いだ。
だからそーじゃない。


それに私がありえない。
恋愛なんて、恋なんて絶対しない。

そもそも男は嫌い。

「ないない。そんなんじゃないから。」

「ふーん。あっお化け屋敷だっ!はいる?」

やだ。絶対やだ。

「ごめんだめ。暗くて狭いところ私苦手で」

「うそうそ。じゃあ、ここ!」

っと言って入ったのは、占い屋さん。
写真を撮るとオーラが出るらしい。
そのオーラの色で占うらしい。

「いらっしゃーい!佐藤来てくれたかー。
どーする?一人ずつでもオッケーだけど。
二人で撮ると相性もわかるよ」

「二人でお願い。なんか繁盛してんじゃん。
儲かったらわけて」


「だろー。楽だし原価やすいし、こりゃ、今回は売り上げ一位だな。ほれ、空いたからお二人さんどーぞ」

写真を撮るところに通され、佐藤くんが私の背中をおす。

もっとこっちきてと、佐藤くんが言うんだけど、マジ無理。

こういうのは苦手。

でもシャッターのタイミングに合わせ、
佐藤くんが至近距離にきた。

ちかっ。
かしゃ。

写真出来上がるまで時間かかるから待っててー
と言われ、二人でイスに座った。