彼女に気づかれることなく、学校に到着し、
職員室に行き、遅刻理由などを、先生に話して教室に向かった。

キーンコーンカーンコーン

ちょうど朝のホームルームが終わり、
一限目の授業が始まると同時に俺は席に着いた。授業に間に合ういいタイミングいい遅刻でよかった。

そして授業が始まり先生が教壇に立ったので、
机に教科書とノート、筆箱を出し、
黒板に記されたものと同じものをノートに写していく。

黒板を見たとき、自然と視界に彼女が入ってきた。俺の席からこんな近い席にいたなんて、今更気づくなんてな。。
ほんと空気みたいな存在。