Not to memories

はっ。。
あっ。。。寝てしまっていた。。

あの後、すぐに医者が見てくれ、
何針か縫うことになったが、すぐに終わり、薬をもらって、タクシーでゆなの家まで来た。。

おばさんには、お金は出すからとタクシーに乗って帰るよう言われたが、
そばにいさせて欲しいとお願いをし 、
ゆなの部屋に布団を引いてもらったのだ。

ベッドの上でスヤスヤとねている
ゆなの手を握りしめ、
そのまま寝てしまっていた。。


。。。
無表情のまま寝ている。。。

まさか、あんなことがあったとは思えない
くらい穏やかな表情だ。

ベンチで座っていた時も。。。

ずっと。。。

ゆなは。。壊れてしまったのか。。。

なんで。。。


この部屋で一週間何を考えていたのだろう。

部屋を見渡した。
ベッド以外には、何もない部屋だ。。
普通なら勉強机があってもいいはずだが、
本当に家でも勉強をしないのだろう。。
取り付けのクローゼットの中には洋服以外には、ダンボールが置いてある。

ふとダンボールの中を見てみると、
洋服や本、A3サイズの封筒があった。
封筒の中身をみようとダンボールから
取り出そうとすると、何かが落ちてきた。。


写真。。

これ。。女の子が二人写っている。。
幼いが、これはゆなで、隣にいるのは、
ゆなと同じ髪型をした女の子。
海辺に来た時に二人で撮影したものだろう。
前にゆなが見せてくれた写真だ。

ゆなの隣にいるこの子がゆいさん。。。
やっぱりゆいさんってゆなに雰囲気がそっくりだ。