「それで~?先輩はどうしたいんですか~?」
「ちょっ……何で怒ってるの?」
「怒ってませんよっ!」
「………怒ってんじゃん」
麻生さんに毒を吐かれて3日が経過。
当然のように彼からの連絡は皆無で、勿論私からも連絡はしてない。
どうアクションを起こしていいのか分からなくて、結局恒例のランチタイム相談会が開かれた。
志帆ちゃんにはこれまでの経緯を隠す事無く話して、自分の気持ちも打ち明けた。
彼女の助言通り、素直になって気持ちを確かめる事が出来たのだから、喜んでくれるとばかり思ってたのに。
……何で、怒ってるの?
「志~帆~ちゃぁ~ん?」
「そんな可愛い顔して、私をどうしたいんですか?」
「べっ、別に………どうこうしようだなんて……」
いつもよりツンツンレベルが高いから気になっただけだもん。
シュンと力なく項垂れて、五目チャーハンをレンゲで掬うと……。
「麻生さんって、先輩の事………本気なんですね」
「えっ?」
「だって、先輩の誕生日にプレゼントまで用意したり。選定会の日だって、多分、先輩が仙田製菓の営業マンと話をしてたから嫉妬したんでしょうね」
「やっぱり………そうなのかなぁ?」
「しかも、先輩の誕生日にプレゼントを渡したって所の会話を聞いて、勘違いしてますよ」
「………そうだよね」
「あぁ~なんかムカつく」
「へっ?」
「勝手に嫉妬して八つ当たりしてんのに、先輩にここまで好かれるってどんだけの男よっ!」



