お風呂から出てきた蒼は顔が少し赤くて髪から水が滴っていて… もう何年も一緒にいるけど,今でもその色気にはクラッとくる。 「お疲れ様」 「おう」 風呂上がりのお酒に蒼は気分をよくしていた。 「来週,幼稚園で運動会があるみたいなの」 「運動会?」 「恋蘭は年長さんだからパパと走る種目があるみたいなの。でも蒼は走れないよね? 」 手にしていたお酒を乱暴にテーブルに置いた。 「俺出たい!」 「…でも幼稚園側に知られるって」 「恋蘭だってヤル気満々だろ?」 「…うん」