まぁ自己紹介は、そのへんにして置いて、俺は自分の席に座る。

俺の席は、ラッキーな事に窓際の一番後ろ。

と、そんなことを思っていると、亞流斗が、

「なぁなぁまた死羅百合が告白されたらしいぜ!」


「ふ〜ん」


そんな生返事をしていると


「何でそんな食いつかないんだよ〜」

「別に興味ねーし」

「でも凄いよな〜」

俺の話を無視して話し続ける亞流斗


「だって〜入学してまだ5ヶ月なのに50人から告白されてんだぜ。」


ん?今何つった?

50人?

えっマジかよ。

この俺ですら20人だぜ。

俺が驚いているとも知らず更に話を続ける。




「でもさすが死羅百合と呼ばれるだけあるな。何せ、告白して来た奴らは全て滅多斬り。告白がしつこいと回し蹴りをお見舞いされる。」


「マジかよ告白した奴ちょ〜災難だな。」


でもこの会話で俺の人生が変わるなんて思っても見なかった。





光輝Sid END