そして放課後。 雨はいつの間にか止んでいた。 私たちが家に向かう途中…… 「美咲せんぱ~い」 「あれ?由美ちゃんとたっくん」 「こんにちはっ 美咲先輩たちもこっち方面なんですか?」 「うん。今から私の家に行くんだ」 「えっ美咲先輩のお家ですか!?」 いきなり目をキラキラさせてきた由美ちゃん。 この目はあれだよね……? 「由美ちゃんも、くっくる?」 「い、いいんですか!?」 「いい「ダメに決まってんだろ」 いいよ。と言おうとしたら、 輝が話に割り込んできた。