「輝くん!」


入口近くに、輝くんを発見。



「美咲、輝……「良かった~!!」


「み、美咲?//」


私は輝くんを見て安心して、

思わず輝くんを抱きしめてしまった。



「ちょ、美咲恥ずかしいから//」



「だってすごい心配したんだよっ」



「ごめんなさい……」



「お前らいい加減離れろ。
見てるこっちが恥ずかしいわ」



「もう、輝だってすごい心配してたくせに」



「すごいは余計だ」



「いたっ……」


輝に頭を叩かれる。



「ごめんなさい輝……」



「お前が無事ならそれでいい」


もう、素直じゃないんだから。



「どうして輝くん戻ってこなかったの?」



「いや、ちょっと場所が分からなくなっちゃって、入口付近にいたら大丈夫かと……」



「そういうのはちゃんと連絡しなくちゃダメでしょ!」



「はい……ごめんなさい」



ちょっときつく言っちゃったけど、

輝くんはちゃんと反省してるみたい。


お説教はこのくらいでいいかな……。