「じゃあ、みんな羽目を外さないで過ごしてね」



「「「さようなら」」」


あ~終わった。



「輝~!」


終わったら教室の前で、

美咲と優里ちゃんが待っていた。



「美咲おつかれ。通知表どうだった?」



「いきなり会ってそれ!?
お母さんみたい……」



「美咲のお母さんの代わりだ」



「……絶対見せないから~!!」



「あ、ちょっ待て」


俺の腕をすり抜け、

美咲が逃亡してしまった。


こんな暑いのによく走れるな。


俺は追いかける気も起んねぇよ……。



「輝、追いかけてやれよ」



「何で俺が追いかけなくちゃなんねぇんだ」



「そうしないと美咲ちゃん永久に走りそう」


まじかよ……。



「仕方ねぇな。
じゃあ、2人ともまたな」



「「じゃあね~」」


仕方なく俺は美咲を追いかけた。


にしてもほんとめっちゃあちぃ!!