「この水筒……」 「可愛いでしょ~。 けっこうお気に入りだったんだ」 「いや違くて、 美咲、覚えてる?」 「覚えてるって…… え、まさか……?」 もしかして、 輝があの時の……? 「あの時はありがとう、美咲」 「……ふふっ、どういたしまして」 なんだ、こんな近くにいたんだ。 それから、 輝からすごい嬉しい話を聞いた。 あの時から、 好きでいてくれたなんて知らなかった……。 風邪は引いちゃったけど、 今日は私とって、 とてもいい日になったのだった。