「頑張ったじゃん」
「!?」
「よくできました」
隣で黙々と勉強していた輝は、
いつの間にかこっちを見ていた。
そうして輝に頭をぽんぽんされた。
「えっ//」
「『自分で頑張れ』って言ったろ?
美咲ならできると思った」
なにそれ。
全然こっちなんて見てくれなかったのに……。
「輝のバカ……」
「はぁ?褒めてやったのになんだよ」
「自分の勉強ばっかりしてて、
私に協力してくれなかったじゃん」
私は怒ってそっぽを向く。
……本当は怒ってないけど。
輝に褒められたら、
さっきのことなって忘れられた。
でも、褒められたら褒められたで、
ちょっと恥ずかしくなっちゃった……//

