「大地くん、ここの問題分からないんだけど……」
「あぁ、ここか~。
ちょっと待ってね。解いてみるから」
大地くんはバカな私でも分かるように、
丁寧に教えてくれた。
一方、輝はというと……
「……」
自分の問題集を解いていて、
全くこっちを気にする様子もなかった。
そうだよね……。
みんな期末テストが始まるのは一緒だもん。
人の勉強に構ってる暇なんてないよね。
「大地くんごめんね……。
私に勉強なんか教えないで、
自分のテスト勉強に集中していいよ」
「うん?大丈夫大丈夫!
美咲ちゃんに教えてるおかげで、
俺も復習になっていいし」
「そう……?」
大地くんが笑顔で返してくれたから、
これは本心なんだろう。
「それに優里と2人だと、
可愛すぎて勉強はかどらなくてさ~」
「だ、大地くんっ//」
あはは……さらっと言っちゃうあたり、
さすが大地くん。
優里は顔を真っ赤にしながら、
大地くんの腕をペちぺち叩いてる。
こういうことする優里も、可愛いと思うんだろうな~。
「優里可愛い~」
……やっぱり。

