美咲は!?


と、探すがいない。



もしかしてベッドの膨らみは、
このクマのぬいぐるみだったのか……?



なんだ、美咲いなかったのか。



ちょっと安心したような、残念なような……。



まぁ美咲もいないことだし、退散するか。




ガチャっ
パチっ


「ただいま~……」




「「え?」」


美咲と目が合う俺。


そして、
俺は美咲のベッドの上。



「あ、あのな、これは美咲、誤解でっ……」



美咲のベッドにいる俺の言うことなんて、
説得力ないだろう……。



「ひっ輝のへんたーーい///」



「違う、みさっぶふっ」



近くにあったクッションを投げられ、
顔面に当てられた。