「俺、洗濯物片してくるわ~」
と言って、ドアに向かう。
……そして、洗濯物を落とす。
「あぁやべぇー」
自分でも笑ってしまうほどの棒読み。
「わぁぁっ」
美咲は叫びながら、洗濯物を拾い上げる。
「ごめんな美咲」
「わっわざとでしょ……」
「いや、手が滑って~」
一生懸命に拾う美咲を横に、
俺も一応拾うのを手伝う。
「私が運ぶから、輝たちは先ゲームしてて」
俺に頼ませたらイケないと察したのだろう。
……でも、もう遅いぞ美咲。
「あ、美咲、これも忘れてる」
さっき俺が拾い上げたものを見せる。
みんなが見えるように、美咲に渡す。
「男物のパンツ、忘れてるぞ」
これまで過ごしてきて一番、
美咲をいじめるのがとても楽しいと思ってしまった。
さぁ美咲、どうする?

