「ちょっ……」
慌てている美咲の手には洗濯の山。
「何だよ、まだ洗濯物片づけてなかったのか」
「輝が手伝ってくれればいい話でしょっ」
小声でみんなに聞こえないように言う美咲。
「ここは美咲の家でしょ?
俺が何で手伝わなくちゃいけないんだよ」
俺は美咲の家、というワードを強めに言う。
「……いつもは自分の洗濯物は自分で取り込むのに」
「なら、俺のものだけ残しとけばよかったじゃん。
……俺のパンツとか」
残しといたら、変に思われるけどな。
「っ……//取り込んであげといたからっ
部屋に置いてくるっちょっと待ってて」
「待てよ美咲」
顔が赤い状態の美咲を止める。
「俺が持ってっといてやるよ。
洗濯物多そうだし、重いだろ?」
「え?いいの……?ありがとっ」
「どういたしまして」
俺は美咲から洗濯物を受け取る。
「輝、やっぱり協力してくれるんだっ」
「……協力?」
何を美咲は勘違いしているんだか。
「美咲も少しは学べ」
俺は何回も言ってるが、
協力なんてしないからな。

