秋は憂鬱。




今は6時半。



なんか最近誰かに見られるんだよなー?



気のせい……?



怖いなー。



だれなの?



ひたすら歩く。



あ、コンビニとか行けばいいのか!




確かこの先にあるよね!



あ、コンビニ!



その瞬間急に腕を引っ張られた。




「きゃっ!?」



コンビニの手前の裏路地だ。



こういうのは前も2回くらいあった。



2回とも何とか逃げれた。



今回も。



って思ったけど力が強い……



彼は私の両腕掴みをドンッと壁に当てた。



俗にいう壁ドンだ。


嬉しくないけど。



「っ誰……?」



彼の着ている制服は私の通ってる制服。



色からして3年生。


誰だろう。


見たことはあるんだけど……。



「俺の事忘れた?」



この声……。



「み、宮本先輩?」



先週告白してくれた先輩だ。




「 覚えてたか」



宮本先輩は変な笑みを浮かべた。



「あ……の、腕、離してください……、後、近いです…」



裏路地は狭いけど。



怖い……



足が震える……



「何? 怖いの?」



また変な笑みを浮かべた。



何? 何なの?



宮本先輩は右手で私の両腕を掴み、左手で太ももを触ってきた。



「あ、の……やめてっください!」



抵抗しようにも腕が捕まれて抵抗できない!




嫌だ、怖い。



太ももを触ってる手が上に上がってきた。



顔も近づいてきた。



顔近い……、キス、しちゃう……



嫌……、手もどんどん上がってきた。



あぁ、嫌だ嫌だ。



海翔!



海翔!!


私は開いた目を力強く閉じ顔を横に向けた。



絶対キスさせない!



手が胸のすぐ下まできた。



胸触られる!



海翔!


助けて!!