「ごめん、嫌だったら先帰ってていい…「いいから。さっさと済ませて。」 かなーりご立腹の良ちゃん。 なんでそんなに怒ってるの? 「それじゃあ、お邪魔します…」 生徒指導室なんて、なんか緊張する…。 「…夏戸君は、どうする?」 「気安く呼ぶな、白々しい。 …言っておくが、河崎になにかしたらあんたを殺す。」 「怖いねぇ。 だったら君が見張っていればいいだろ?」 「………」 良ちゃんは、心底嫌そうに生徒指導室に入ってきた。