パシッとナンパ野郎の手を叩いた



私は出雲を自分の後ろに隠して、ナンパ野郎を睨んだ



「この子は俺のだから」



私は出雲をそっと抱き寄せた


ナンパ野郎はくそッと言って、その場を後にした





ナンパ野郎が見えなくなってから
私は肩の力を抜いた