「…そうか。じゃあここに名前をかけ」 渡されたボールペンを手に持ち、空欄に名前を書く。 「これで契約成立だな」 東雲先生が契約書を三つに折りたたんで胸にしまう。 本当に契約しちゃったんだ… でも、全然実感がわかない。