当たり前の放課後。 当たり前の通学路。 そんな当たり前の日常の中で悲劇は起こった。 「危ない!!」 そう言われて横をみると、すぐそばにトラックが迫っていた。 信号を渡りきっていた、親友の真歩が手を伸ばす。 だけどその手は届かなくて。 私の意識はどこかへ飛んで行くのだった。