くのいち初恋伝



本当に大切なモノ。

それに気づくには、あたしはまだ幼いみたい。

でも、気づいたときに、後悔しないように……明日からも自分にできることを精いっぱいがんばろう。


あたしはそう誓い、小次郎に笑いかけた。