「ちょっとーーー!聞いてんの沙耶!!」

「うわぁ!?え!?な、なに!?」

耳元で聞こえた大きな声にビックリしてしまった

慌てて声のした方を見ると、同業の

榊 澪ーさかき みおー

がいた

「な、何だ………澪か…」

「ちょい!!なんだってなによ!?」

ホッと胸をなでおろす素振りが気に入らなかったらしい、ものすごい血相で睨んでくる

「あ、いや、なんだろねぇ〜……ハハ、」

ぎこちない返事を返すと、澪は、もういーや、的な顔をした

「その顔の方が失礼じゃない?」

「たく…………どうすんの?」

なにか、言い返そうとしたが切りが無いと諦めたらしい

「……ん?、、どうするって、なにを?」

そう聞き返すと、ため息をついて説明し出した