ベットの柔らかい感触の中で、ぼーっと天井を見上げる。



脳裏に浮かぶのは、朔との思い出ばかりだった。



「朔に告った時は、別の意味で心臓が痛かったのに…。」



今はただ辛くて胸が痛い。



「朔…。」