そんな朔を見てるだけが嫌になって、私は朔に思い切って告白することに決めた。 「あ、あの…す、好きです!よかったら付き合ってくださいっ‼︎」 バッと頭を下げて手を差し出した。 噛み噛みで、顔を真っ赤にして言った人生初告白は、 「…よろしく。」 無愛想に、けれど手を取ってくれた朔の一言で成功となった。