って…真琴……
暗さにも慣れて皆の様子を見てたら 真琴は全然違う人について行きそうになってるし…
ぐいっ
真琴の腕を掴んで止める。
「うへっ!!」
真琴が変な声を出しながら俺の方に倒れてきた。
……っと もう本当に世話のやける……
受け止めて
「真琴 お前どこ行く気?」
「えっ! あれっ? ひな? じゃあ今の誰?」
「知らね~し」
「うぇ?」
「ってか 晴也と綾部ちゃん 行っちゃったぞ!」
「うそっ! まじ? ごめん ごめん!じゃあ行こっか!」
真琴が笑って歩き出した。
でも暗さに慣れないのかすぐにどっかにつまずいてコケそうになる…
うわっ…ってまたつまずいて よりによって お化け役の人に支えてもらってるし…
「お嬢ちゃん気をつけてなっ」
「はい!!ありがとうございます!お化け頑張ってください!」
ぷっっ 何やってんだよ。
お化けと仲良しってありえないだろ…
「真琴っ」
ん?って振り返った真琴の手をとって
「お前 ここ持っとけ」
って 俺の服の端を掴ませた。
「あっ……うん。 ありがとう」
何か恥ずかしそうに言うからこっちが恥ずかしくなってきた
あ〜 周りが暗くてよかった…
俺 きっと顔赤いよな……

