素直になれたら




電車……流石に混んでるなぁ〜



やっと 駅に着いて 電車を降りると 外の空気は気持ち良かった。




う~ん。




体を ぐぅ〜っと伸ばした。




外でもやっぱり 夜店までの道のりは 人混みすごいなぁ…




そんなこと考えながら 歩道橋を渡ってたら チャリーンッ





「あっ!!」




「ん?由紀どうしたの?」




由紀の 困った顔。



「う~ん… 帰りの切符を財布に入れようと思ったらお金が落ちちゃったみたい…」




「えっ! いくら?」



「多分100円」



まぁ 仕方ないよねって 諦めようとしてたけど




「私 探すよ!!」



って探し始めた。



そしたら 由紀もにこって笑って ありがとって言って 探し出した。




私と由紀が探してたら どした?ってひなと晴也も寄ってきて探してくれた。





でも人混みだし暗くなってくるし…



そりゃなかなか見つからないよね…




なんて思ってたら ひなが階段を降りて行く…




どうしたんだろう?






戻って来たひなが あったよっ て笑いながら 由紀に100円を渡した。





「良かったぁ~!! ありがとう陽向君!!どこにあったの?」





「ん? 階段に落ちてたよ」




「そうなんだ~!!本当にありがとう!!」





由紀 嬉しそう!




良かったね!!





でもね 私 知ってるんだ…





「ひな… あれ ひなのお金だよね?」





近寄って こっそりひなに聞いたら





「秘密な。」





って小さい声で言って 笑った。





ドキッ