不可能性の中で 狂えるのなら狂わせて欲しい それがたとえば死だとか 愛されないとか 血の壁とか遺伝子の溝とか 身代わりでもいいと思えるなら 思ってるよ、もう 不可能性の中で 本当はその中だけで狂うとしたら 人は足の下で踏みにじられたものを 踏みにじるために大切にするんだろう 泣きながらそれを足の下に見つけて 壊れてしまったものを嘆くのだろう 狂うためなら僕はそこに行く いや、そこに、居る いつだって