粘液に血が混じる 腫れ上がった内臓がわななき 熱に浮かされた骨が痙攣し始める 止まらなくなった息 止まらなくなった声 垂れ流される夜と時間 意識を失っても 意識が戻っても されていることはなにも変わらない 暴力と愛撫の境目を塗りつぶす手と指 快感と嫌悪を混ぜあわせて舐め回す舌 終わらない それがね…終わらないんだ 支配と被虐が融けたら 永遠と砂 オーガズム繰り返して 爛れ落ちて世界をあげる