身体の中に女神という、悪の種を抱えながら、それでも幸せな生活をしていた。
そんなある日、りんの母親──すずかさんが眠っているのは、女神の移し身のせいだということを、天界の女王、アンゼリカさんに言われた。
本当か・・・・・・?
俺の、せいで、すずかさんが・・・・・・?
りんのために、すずかさんを目覚めさせようと頑張っていた矢先のことだった。
途端に、自分自身が怖くなった。
それでも、なんとか女神に飲み込まれなかったのは、やっぱりりんのおかげだった。
それでも・・・・・・。
しばらくすれば、俺はおかしくなっていた。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

