「一応、絖覇が守ってくれたから・・・・・・なにもなかったんだけど・・・・・・」 「だけど?」 「あの人は、明らかに普通の人じゃなかった」 あのまがまがしい強大な霊力。 突如、前兆すらなく現れたあの人からは、とてつもない威圧感を感じた。 いったい、誰だというの・・・・・・? 何のためにここに・・・・・・。 お父さんがいないときに現れたということは・・・・・・目的はお母さん・・・・・・? お母さんが鈴姫だったことと、なにか関係があるのなら、一刻も早く解決しないといけない。