努力と逃げ道は紙一重

11月に入った頃私はなにもせず部屋からも出なくなっていた。

だが、学校に呼ばれて行った。

保護者同伴だった。なんの話をするのかと思えば

私に推薦の話が来ていたのだ。

私は悩んだ。正直バスケを続けるつもりは無かった。

だが、周りの期待を裏切りたくはなかった。