「終わったー!!」 課題が終わって私が声をあげたときにはもう外は真っ暗になっていた。 「え、麻友もう終わったの?俺まだまだあるんだけど……」 康太が自分の課題を見ながら言った。 確かに康太の課題は白いところがまだまだたくさんあった。 「ばーか。それはお前が真面目にやらなかったのが悪りぃんだろーがよ。麻友みたいに真面目にやっとけばよかったのによ!」 確かに、私が必死で課題をやっている間、二人はギャーギャー言って遊んでたような気がする……。 それは確かに康太が悪いわ。